2011年10月

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来月20日に、演奏会で 「六段の調べ」 と 「砧(きぬた)」の低 を弾きます。
六段は復習になりますが、砧は初めて弾く曲なので、足を引っ張らないよう只今猛練習中です。

六段という曲は、習っているときは難しくてよく分からない曲という感じでしたが、
曲を覚えて手が自然に動くようになると、とても弾いていて気持ちが良いです。
特に今回は三絃との合奏なので、楽しいです。

六段といえば、四の押さえが遠くて大変ですよね。
私のお琴の先生が生徒だった頃は、四を押さえるときお尻を上げると怒られていたそうです。私は背丈も腕も短いから絶対届きませんっ!
小・中学校の授業で和楽器を取り入れることが決まって数年が経ち、琴・三味線を身近に感じるようになった子どもたちが増えているといいなぁと思います。

先日、NHK教育の「にほんごであそぼ」に、お琴が登場していました。三味線はよく出てくるのですが、琴は初めて見ました。
アンパンマンにも「おことちゃん」というかわいいキャラクターがいます。
おことちゃんが弾くお琴の音色には、バイキンマンの戦闘意欲をなくしてしまう力があります!

子ども向け番組にも和楽器をもっと登場させて、あの楽器やってみたい、と思ってもらえるといいな、と思います。
和楽器が弾けると(吹けると)、将来国際交流にも役立ちそうですよね!